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SUGI SLIT(杉スリット©)のこだわり
どんな杉でもこのパワーがあるわけではありません
実験に使われたサンプルの杉について、論文の中では熊本産、低温乾燥、水蒸気蒸留装置を用いて精油を抽出となっています。(気持ちの良い杉を探すのには大変苦労されたそうです。)
杉スリットが最高のパフォーマンスをだすためには、
トレーサビリティ(産地、樹齢、部位、乾燥方法と乾燥温度、加工、管理状態)がとても重要になってきます。
トレーサービリィティのしっかりした杉を床や壁、天井などの内装に使うよりパワーアップした杉木口スリット材を使えば長期にわたって杉の効果を満喫できます。
杉スリット©は、杉スリットの品質と機能性の決め手となる
「産地」・「乾燥方法と乾燥温度」・「加工」の3つを特に大切にしています。
1. 産地
■ 九州 熊本県・小国杉 250年前から歴史ある林業の町で育てられた「小国杉」は実証実験に裏付けされた強度の強さ、材質の良さ、色の美しさが特徴です。 山間高冷地帯の小国は、九州でありながら、夏は涼しく、冬はマイナス10℃の厳しい寒さが訪れ、この寒暖の差が木目の詰まった比重の高い丈夫な小国杉をじっくり育ててくれます。
また、小国杉のトレーサビリティーの取り組みとして、小国杉森林組合は、適正な森林管理と環境に配慮した木材の証明である「SGEC」と「SGEC-CoC」の認証を受けています。(引用:小国森林組合HPより)
2. 乾燥方法と乾燥温度
■ 低温乾燥・45℃杉スリットの品質を高めるために最も重要なポイントが、低温乾燥と、その温度です。
高温の人口温度の乾燥材は使用していません。
どんなに抽出成分含量が豊富なスギの赤身部外側のトロの部位でも、高温で人工乾燥させてしまうと、その大切な精油分が流出してしまいます。匂いのしないスギになってしまいます。45℃前後が木の精油、身体に有益に働いてくれる成分が失われない乾燥温度です。
高温乾燥では精油成分が変わり、失われる成分もあります。
逆にあまりありがたくない成分が出てくる恐れもあります。
このことは大変重要なことで産地や乾燥方法、精油の抽出方法が変われば、違った杉の精油となってしまいます。
3. 加工
■ 杉小口スリット加工科学的なデータに基づいた間隔で杉材の木口面にスリット(溝)加工(特許No.4759550)を施しています。
杉の仮道管(栄養や水分を運ぶパイプ)の切断面積を増やすことにより、二酸化窒素やホルムアルデヒドなどの空気中の科学汚染物質を浄化する機能を最大限に高めまています。